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取材こぼれ話~中学生バンドマン 音楽通じて出会った2人の歩みとは

2025年の糸島新聞新年号では、「書き初めで表す夢と挑戦 糸島で活動する子どもと若者」を取材しました。今回はその時のこぼれ話をささ日でお届けします。

今回取材したのは、糸島市在住で音楽活動をしている中学生1年生。
古藤汰一さん(13)と山口新琶(あらは)さん(12)です。

2人は、2024年の春から始まった音楽プロジェクト「福岡ユースジャズビッグバンド」に参加しています。
担当楽器は、汰一さんがベース。新琶さんがドラムです。

エレキベースを弾きこなす汰一さん【提供写真】

真剣な表情でドラムを叩く新琶さん【提供写真】

物心がつく頃にはすでに楽器を触っていた2人。

汰一さんは、4歳でお母さんと参加した楽器体験イベントをきっかけにいろいろな楽器に触れ、

「自分が一番好きな音だった」

と感じたベースにのめり込んでいきました。はじめは、簡単に弾ける1弦ベースで練習し、7歳のときには本格的な4弦ベースを始めます。さらに通っていた音楽教室で、同じ世代の子どもたちとグループを組み、バンド活動をしていました。

子どもから高齢者まで簡単に弾けるブンネ楽器の1弦ベース【提供写真】

一番好きだと感じた楽器とともに成長してきたのですね。

一方、新琶さんがドラムに目覚めたのは、赤ちゃんのころ。
打楽器奏者のお父さんの真似をして「身近にある色々なものを叩いていたらしい」と話します。
ところがある日、腕が痛くなってしまい、病院へ行くと診断は「疲労骨折」
家族はきっと驚いたでしょう。

そんな新琶さんに贈られたのはドラムスティック。こうして、わずか1歳半にしてドラマーの道を歩み始めたのでした。

それぞれ音楽を楽しみながら日々を過ごしていましたが、6年生のころ、福岡市西新のライブハウスで初めて出会います。

まさかこんなに近くに音楽仲間がいたなんて・・・!2人はすぐに意気投合したそうです。

その後一緒に参加した福岡ユースジャズビッグバンドにも、音楽が大好きな仲間がたくさん集まっていました。そこからまた新たなグループをつくり、活動を広げていくという汰一さんと新琶さん。

2024年11月に始動した、ピアノ、ドラム、ベースの3人グループ「greentt(グリンツ)」活動アカウント

●インスタグラム
https://www.instagram.com/greentt_2024?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
●YouTube
https://www.youtube.com/@greentt_2024


「もっと大きな場所でもライブして、メンバーも増やして、いろんな人と音楽でつながりたい」

取材の最後には、たくさんの思いが詰まった言葉を残してくれました。

彼らの今後の活躍が楽しみです。

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この記事を書いた人

結婚・出産を機に2016年糸島に移住。男の子2人の子育てに奮闘中。
家の近くの田んぼ道から眺める可也山と夕陽がとてもきれいなことを、色々な人に教えたくてうずうずしている。