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竹竹竹…火山瑠璃光寺の「竹火祭(たきびまつり)」

秋分の日の9月23日、志摩稲留の火山瑠璃光寺(ひやまるりこうじ)で竹灯籠の点灯イベントがある、と糸島市観光協会のWEBサイトで知って、ぷらっと出掛けてみました。

この日は、火山竹灯籠祭り実行委員会によって、瑠璃光寺の山門が竹で作られたチェーンや、竹のノレンで装飾され、昼間には竹灯籠作りや流しそうめん、竹サウナ体験など、竹づくしのイベントが行われたようです。

竹灯籠を見に行こうと出掛けたのは19時半ごろで、あたりは真っ暗。
ふもとにすぐ集落のある低山の山道ですが、灯りのない細道で本当にまだ祭りが行われているのかちょっぴり不安なりながらも車を走らせ、瑠璃光寺の入り口付近から徒歩で道を登っていくと、数名の人影と灯りが見えてきました。

竹灯籠「竹火(TAKIBI)」は、瑠璃光寺の参道の階段に並べられ、幻想的な雰囲気。また、東側を望むと福岡市内の夜景が遠くにきらめいていました。瑠璃光寺のすぐ下には今年オートキャンプ場がオープンし、テントもいくつか張られていました。朝になると脊振山系から登る朝日が望めそうなスポットで、けっこう穴場なスポットなんじゃないでしょうか。

今回のイベントは、稲留行政区と九州大学等で構成する火山竹灯籠祭り実行委員会が主催し、火山を侵食する竹林問題をテーマに、竹を活用を模索する取り組みの一つです。九州大学では、地域と共同で火山の竹林問題への解決に向けて数年単位で取り組んでいるそうです。

今後の竹活用の取り組みにも期待したいですね。

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この記事を書いた人

糸島市在住のフリーライター・企画ディレクター。糸島のシンボル可也山(365m)が365日眺められるところに住んでいるが、登山歴はまだ4回。2回死にかけ、1回遭難しかけた。
→2021年に何に取り憑かれたのか、可也山に登らずにはいられない体質になり、月3〜5回登頂している。でも痩せない。
土木と物流と地名と炭水化物が好き。妊婦ではありません。