10月16日(日)、市健康福祉センターあごらにて「いとしまこども食堂 ほっこり」が開催されました。「ほっこり」は、さまざまな年齢や立場の人とのふれあいの場であり、調理や食事を通して食の大切さを知る食育の場です。
食堂で提供されるお昼ごはんは、その時の旬の食材を使った季節感たっぷりの品々。JAや食品メーカーなどの支援団体・企業から寄せられた食材が使われており、フードロスの削減にもつながっています。
お昼前の調理室は、さまざまな世代のスタッフたちでとっても賑やか!6つの調理台に分かれ、下準備チーム、おにぎりチーム、揚げ物、汁物、炒め物…と献立ごとに分担して料理を仕上げていきます。
この日は、ハンドボールチーム、ゴールデンウルヴス福岡の選手たちも腕まくりで調理に参加。ゴールデンウルヴス福岡は国内でも珍しい農業で生計を立てているスポーツチームで、こども食堂の開催日には、選手たちが心を込めて育てた旬の野菜を朝一で収穫し、届けてくれています。
午後は選手たちとの交流会。Q&Aタイムでは大人たちからさまざまな質問が飛び、キャッチボールタイムでは、選手たちの鮮やかなボールさばきに子どもたちの目は釘付け。
2歳の子どもと一緒に度々遊びに来るという母親は「アットホームな雰囲気で、毎回知り合いに会いに来るような感覚がうれしい。普段なかなか会えない人たちともふれ合えて、いい刺激になります」と、広い部屋を元気いっぱい駆け回る子どもに穏やかな視線を向けていました。
勉強、工作、外遊びなどなど、やりたいことや好きなことを持ち寄り、誰もが自由に過ごせる場所「ほっこり」。わが子も、たくさんの大人たちの温かな目に見守られながら、少しずつ着実に、自分らしさを発揮しているようです。
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