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孫とおばあちゃんの『お結び』料理〜高橋さんのこぼれ話〜

2024年の糸島新聞暑中号では、孫が食べたい「孫とおばあちゃんの『お結び』料理」を取材しました。今回はその時のこぼれ話をささ日でお届けします。

高橋さんは役員の大先輩だった

夕方高橋さん宅にお邪魔すると、孫の伊吹くんが紙飛行機を飛ばしながら元気に迎えてくれました。今日は「新聞の取材が来る」と楽しみにしてくれていたそうです。

高橋さんは、南風台に住んで約25年。南風台の住宅開発が進んでいた頃に引っ越してきました。この時期は、いろんな組織を立ち上げている頃で、高橋さんは小学校のPTAの準備委員会や、その後のPTA役員、子ども会の立ち上げを行い、夫の弘人さんも自治会の体育委員になるなど夫婦で地域活動に参加していました。

思わず「大変だったのではないですか?」と声が出てしまったのですが、高橋さんご夫婦は「楽しかった」と声をそろえます。当時は引っ越してくる人が多く、お互いを知るためにも良い機会だったそうです。

私も高橋さんと同じ校区に住んでおり、小学校のPTA役員や、子ども会役員をしていました。私も知り合いがいない中、引っ越してきたので、役員をすることで、たくさんの方と知り合うことができ、糸島での生活を楽しむことができています。高橋さんとは近所なので、以前から面識もあり、お会いすることもありましたが、取材を通して役員の大先輩だということを初めて知りました。

かわいいお孫さんに癒される

伊吹くんがこの日見せてくれたのは「スカイキング」という紙飛行機。家の中でも驚くほど長く飛んでいました。何回も紙飛行機を飛ばして、かっこよく飛ぶ紙飛行機を見せてくれる伊吹くん。お友達ともよく紙飛行機を作って遊んでいるそうで、「おばあちゃんとも紙飛行機で遊びたいな」と笑顔で話してくれました。

孫の伊吹くんとまりかちゃんは仲良しで、一緒に遊んだり、まりかちゃんを笑わせて伊吹くんがうれしそうにしていたり、「まりかちゃんはカエルが好きなんだよ」と教えてくれたり、伊吹くんの優しいお兄ちゃんの姿を見て、私も温かい気持ちになりました。

「おばあちゃんのご飯は何でもおいしい!」と話す伊吹くんは和食も好きで、魚ではホッケが好きだそう。まりかちゃんも上手に自分でスプーンを持って、たくさん食べていました。

かわいい二人に癒されました。

おいしい手作りパン

帰り際、高橋さんの焼いたパンをお土産にいただきました。大きくて、ふわふわ柔らかくて、次の日の朝食が楽しみになるようなパンです。すっかり大きくなった我が家の高校生の子どもたちも「うまっ!」「明日はジャムを塗って食べよう♪」と高橋さん宅の食のお裾分けをありがたく、おいしくいただきました。

取材に行くと、知らなかったことを知れたり、縁を感じたり、優しさや懐かしさに触れたり、とても貴重な体験をさせてもらっていると感じます。

今回の糸島新聞暑中号では、糸島に住むおばあちゃんだけでなく、おじいちゃん、ひいおばあちゃんも登場し、孫との「お結び」料理を紹介しています。ぜひ他のこぼれ話もチェックしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

二児の母。
引越しを何度か経験し、糸島市に移住しました。面白いことをしたいとライター講座を受講し、現在も勉強中です。
好きな食べ物は餃子とビール。