2024年の糸島新聞暑中号では、孫が食べたい「孫とおばあちゃんの『お結び』料理」を取材しました。今回はその時のこぼれ話をささ日でお届けします。
6/9、取材のために初めて渡った姫島🛳
お話を聞いたのは、「姫島を大好きになった日①」でも紹介した
姫島に住んで39年の松尾輝子(てるこ)さんと、同居する嫁の珠里(じゅり)さん、
そして輝子さんの孫の、蒼依(あおい)さん(中学2年生)、翠来(みら)さん(小学5年生)、樺夏(かな)さん(小学2年生)の3姉妹です♪
3姉妹 それぞれの夢
2024年7月現在、姫島小学校は生徒数8名、中学校は2名だそう。
3姉妹それぞれ、同級生は男子が1名で「女の子のほうがつよいかも」と笑って教えてくれました☺️
何より驚いたのは、
姫島に住む子どもたちはほとんどが高校進学のタイミングで進学のために島を離れ、一人暮らしになるということ。現在中学2年生の蒼依さんは、もうすぐその時が来ます。
「さみしくなりますよね」としんみりする大人たちをよそに、
ニコニコ顔になる蒼依さんに、「楽しみ?」とたずねると小さく頷きます。頼もしい✨✨✨
そんな長女 蒼依さんの将来の夢は🍰パティシエ🍰
珠里さんのお誕生日に、
蒼依さんが中心となって3姉妹でケーキを手作りしたり、
おやつにチーズケーキを焼いたり。
日頃から腕をふるっているそうです。
「チーズケーキとっても美味しいんだよ」と翠来さんが教えてくれました。
「作ったものを美味しいと言ってもらえるのが嬉しいから」
と、パティシエになりたい理由を教えてくれる蒼依さん。
日々、輝子さんや珠里さんのお料理姿を身近に見ているからかなと感じました。
次女 翠来さんの将来の夢は✨美容師✨
マネキンの髪の毛をキレイにするのが大好きなのだと見せてくれました♪
メイクも好きで、七五三では珠里さんにばっちりメイクをしてもらったそう。
三女 樺夏さんの将来の夢は💄メイクアップアーティスト💄
メイクやお洋服やアクセサリーが大好きな樺夏さん、「自分で作ったよ」とかわいいネックレスを見せてくれました。
3人とも自分の好きなものがはっきりしていて、
「夢はある?」の問いかけにすぐに答えてくれる姿がとても印象的でした✨
そんな3姉妹を嬉しそうに見つめる輝子さんと珠里さん。
島を離れたあとも、たまに帰った時には、おばあちゃんとお母さんの思い出の味で出迎えてもらえるのでしょう☺️
帰って来たくなる 姫島
帰りの船の時間🛳
お礼とお別れを告げると、なんと「サバの具寿司」のお土産をいただきました🐟
更にみなさんでフェリーまで見送りに✨
姿が小さく見えなくなるまで手を振ってくれた姿に大変感動しました✨
「また帰ってくるからねーーーー!!」
嬉しくてさみしくて、心の中で叫びながら帰途につきました。
我が娘たちは、初めて見た「サバの具寿司」を、
「めっちゃおいしいね✨」と幸せそうにいただきました。
姫島がどんな島だったかを娘たちに伝えながら、
それぞれ土地の良さや伝統はずっと大切にしていきたいなとしみじみ感じました。
松尾家のみなさま、本当にありがとうございました✨