糸島市泊にある「あじさい寺」こと、ヲベタ清正公堂で、アジサイが見頃を迎えています。
こちらは加藤清正公と三十番神(さんじゅうばんしん)を祀ったお堂。
日蓮宗妙法寺(福岡市中央区唐人町)の分院です。
道路から山門、その上のお堂まで続く石段の両脇に、大ぶりの手まり咲きアジサイが所せましと並んでいました。
山門の近くにはアジサイの花手水。
お堂にてお参り。
ガラス戸は閉まっていましたが、中を覗くことができました。
正面に加藤清正公像、向かって左手に三十番神像の数々。(写真は控えます)
三十番神とは、旧暦ひと月30日、毎日当番制で人々を守ってくださる30柱の神様の総称だとか。
この日は6月6日でしたので常陸(ひたち/現在の茨城県)の鹿嶋大明神の日。
各地の神々が日々糸島を見守ってくださるなんて、ありがたいことです。
ほんの少し雨が降る、しっとりとした空気。
しずくのついたアジサイの花や葉に見惚れながら、ゆっくりと石段を降りました。
振り返ると真っ直ぐに伸びた青のグラデーション。
肌寒いのも忘れ、またうっとり。
梅雨のたのしみが、ひとつ増えました。
ヲベタ清正公堂では、山門入って右手の建物で、この時期限定で御朱印がいただけるようです。
建物から、なんだか珈琲豆を焙煎する香りがするんですが!
扉が閉まって人影もなかったので、また行ってみようと思います。
✿ヲベタ清正公堂
福岡県糸島市泊546
✿駐車場はありません
✿期間限定 御朱印授与 (土日のみ)
2023年6月4日(日)〜25日(日)
①10:00-12:00 ②13:00-16:00