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糸島新聞新年号 取材こぼれ話~子どもお店の裏側がクリエイティブみにあふれていた件~

2025年の糸島新聞新年号では、「書き初めで表す夢と挑戦 糸島で活動する子どもと若者」を取材しました。今回はその時のこぼれ話をささ日でお届けします。

書初めは、こんなカンジでした

左:南穂乃佳さん。皆が楽しめるお店にしたい。携わるのが楽しい。 
右:林希胡さん。皆が笑顔のお店。私も笑顔でいられたら。

「クリエイティ部」とは?

クリエイティ部の皆さん。ご自慢の輪投げ装置とともに。

「クリエイティ部」は、小学5年生の南穂乃佳さん、林希胡(きこ)さんと、その友達やきょうだいで構成された小学2年生から中学2年生の6人組です。

このグループは、2024年11月23日に行われた「糸島子どもの権利ミニフォーラム2024」の「一日遊び場in糸島」というイベントのために結成されました。
イベントでは、子ども達が自由に遊べる場を展開する傍ら、子どもが企画し出店できるコーナーがあったので、そのために活動を進めてきました。
(「一日遊び場in糸島」の模様はコチラ→https://itoshima-np.co.jp/2024/12/09/dokusyanohiroba_ichinichiasobiba/ ※糸島新聞社のHPへ飛びます)

子どもお店の裏側、ご紹介しまーす!
糸島新聞では、穂乃佳さんと希胡さんの出店に向けた想いをご紹介しましたが、
ここでは、参加を決め、出店を目指したクリエイティ部の皆さんの準備風景を中心にご紹介します。

「お店にはこんな風に置くんだよー」。仕組みも料金も自分たちで考えました。

お客さんの立場に立った お店づくり
取材を行った11月3日。穂乃佳さんの自宅では出店準備の最後の仕上げをしていました。
出店内容を尋ねると「輪投げとスライムづくりのお店だよ」とお店で使う道具を見せてくれました。
たくさん説明をしてくれたのは希胡さんと同じクラスの石橋文音(あやね)さん。
輪投げの装置はピンの角度や間隔を何度も調整したのだとか。
「だって、ピンの間がせまいと輪が入りにくいでしょ?入りにくかったら楽しくない」と文音さん。
「当日お客さんと話すのがとっても楽しみ。店番って好きなんだよねー」と満面の笑み。

誰でも楽しめるお店にしたい!
スライムづくりのワークショップの方も工夫していましたよ。
なんでも、前年同じようにワークショップのお店を出した時は、受付から制作、完成までに時間がかかりすぎたようで、今回はそこを改善したかったとのこと。
メニュー候補の中から、簡単にできて作る過程も面白いスライムづくりをチョイス。
提供時間短縮のため材料を事前に量って袋詰めし一回分のキットを作成したり、お客さんにワークショップに取り組む前に完成イメージをもってもらおうと店頭に置く見本も作りました。
「小さな子でも楽しんでもらえるように、来てくれたお客さん皆に笑顔になってもらえるようにと考えました」と希胡さん。

スライム持ち帰り用袋に1回分のホウ砂をセット。
できあがり見本。「プニプニしてるよ。さわってみて。」

工作なら私に任せて!
ふたりと話していると「ねぇねぇ、みてみて!」と文音さんの妹で小学2年生の音晴(おとは)さん。
輪投げの景品づくりを見せてくれました。
折り紙でなんとも器用に作ったのはバラの花。
音晴さんは工作が得意なんだそう。

あっという間に作ってくれました。

クリエイティ部のブレーン「考えるって面白い」
「この景品を店頭に置いて、お客さんを呼び込むんだ」と教えてくれたのは穂乃佳さん。
「作ったり準備したりは面倒くさいけど、お店をどんな風にするか考えるのが面白いんだよね。次も出店するかはわからないけど、またできたらいいな。だって楽しいから」と生き生きと語ってくれました。

いよいよ、イベント当日!
6人それぞれの得意を生かして、企画、準備、そして出店。

ここが受付。看板も景品箱も手づくり。
スライムづくりは大にぎわい。
小さな子でも自分で作れる、楽しめる!

当日は雨が降ったり止んだりの寒い1日でしたが、スライムづくりは見事完売!
輪投げも大盛況だったそうですよ!
「やりたい」を形にしたクリエイティ部。
メンバーそれぞれのこれからがとても楽しみです♪

スライムづくり、完売でーす!
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この記事を書いた人

2017年から糸島暮らし。海、山、植物、生き物、カメラ、子どもが大好き。3人の子の母ちゃん。