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ふるさと“アフリカ”の味を糸島でも~糸島新聞暑中号「こぼれ話」~

2025年の糸島新聞暑中号では、「糸島で出会う 世界のともだち」を取材しました。今回はその時のこぼれ話をささ日でお届けします。

今回取材したのは、ジンバブエ共和国から糸島へ移住してきたモヤナ・グレイシーさんと二人の息子さん、中学1年生のライアルくんと小学5年生のリアムくんでした。

左からグレイシーさん、ライアルくん、リアムくん

「母国から持ってきたものはありますか?」と聞いたところ、ジンバブエの家庭ではみんな持っているという調理器具をグレイシーさんが見せてくれました。

粉のダマがすぐなくなるという泡立て器を使ってみせてくれました。作ったのは、とうもろこしの粉を使ったお粥のようなもの。これにピーナッツバターを加えると、子どもたちが大喜びする味になるらしく、その話を聞いていたライアルくんは「おいしいよねー!」と興奮気味。ジンバブエでは、最初に軽くこのお粥を食べた後に、本格的に朝食を食べるという話も聞かせてくれました。

火起こしのような感じで棒を両手で回転させ、粉を混ぜていきます。

そしてもう一つ見せてくれたのは、これまた子どもたちが大好きという、ジンバブエで食べていたビーフシチューを再現できるスパイスブレンド。取材のおかげでジンバブエの食にかなり興味が湧きました。

10年後、どんなことをしてるかな?という話になった時、「僕は史上初の空飛ぶ人間になりたい!」と大きな声で答えたリアムくん。そしてライアルくんは、いろいろな国にも行ってみたいし、興味のあるロボット工学も学びたいと夢を語ってくれました。
最後に、、、「今年の夏は去年より涼しくなりますように」と祈るライアルくんの姿に愛らしさを感じた、楽しいひと時でした。

仲良し兄弟のライアルくんとリアムくん

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この記事を書いた人

2児の母。
なんとなく流れ着いた糸島が、今では落ち着く場所。
いろいろなことを楽しみながら、いろいろな人とつながり、つなげ、心地よく暮らしていきたい今日この頃です。