すっかり定着した節分にいただく「恵方巻」。
恵方とは、その年の福徳を司る歳徳神(年神様)のいる方角で、その方向に向かってすることはすべて吉となる、とされるようです。
2022年の恵方は「北北西」。
恵方にあやかり「恵方参りに行ってこよう!」と思い立ち、地図アプリで我が家から北北西を辿ってみると、桜井神社がありました。
糸島に来て2度目の桜井神社。新年を迎えた雰囲気がまだあちこちにありました。
手水舎には可愛らしい花が浮かび、手を洗いながら心も浄化されるよう。
1632年に福岡藩二代藩主の黒田忠之公によって創建された桜井神社。
見応えのある立派な楼門を前に背筋が伸びます。
桜井神社の公式サイトには、摂末社の参拝順路が書いてあり、せっかくの恵方参りなので九社もすべてまわり、手を合わせました。
こちらは参拝順路③の「八神殿・須賀神社」
国家守護・悪疫を退ける神
最後は、参拝順路⑨「二見ヶ浦遥拝所」
縁結び・夫婦円満の神
続いて桜井大神宮へ。鳥居の側の神楽殿には、大きなしめ飾り!
後で宮司さんに伺うと、前原西の「花のマキゾノ」さんが手掛けたとのことです。
少し歩いて行くと、社殿が見えてきました。
伊勢神宮の内宮・下宮の神様を祀る桜井大神宮。
木々に囲まれた場所ということも相まって、厳かな佇まいが印象的で日常とは別世界の空気を感じます。
神社に行くだけでも気持ちが清々しくなりますが、色鮮やかな花に目も楽しませてもらい、大満足の恵方参りとなりました。
桜井神社・桜井大神宮
福岡県糸島市志摩桜井4227
http://sakuraijinja.com/