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二丈赤米鑑賞会 開催中!

二丈吉井にある赤米の田んぼが色づき、7月に苗を植えて描いた田んぼアートが見ごろを迎えています。

コロナの終息を願うメッセージ。ちなみに、私と息子は泥んこになりながら「ひ」の文字に苗を植えました。

鑑賞会開催日には、クイズラリーや田んぼ横のテントでの物販販売が行われています。赤米、黒米などのお米や野菜、昔懐かしいポン菓子も。

お米の詰め合わせはちょっとした手土産にちょうど良いサイズ。

クイズラリーのクイズは全12問。問題を解きながら、赤米の田んぼをぐるりと一周歩きます。実った稲穂やヒガンバナを間近に見ながら、子どもはトンボやバッタを追いかけながら、細いあぜ道を進みます。

田んぼの淵を彩るヒガンバナ
冒険心をくすぐられ、ハイテンションの4歳児。

お米にちなんだ問題から、今年の注目ワード、ウイルスに関するものまで、愛嬌たっぷりの超難問を考えたのは、二丈赤米生産組合の代表、吉住公洋(よしずみきみひろ)さん。「難しすぎる!」と家族から苦情があがったと苦笑いしていました。

出題に頭をひねったいう吉住さん。「最終問題はアンケートになってしまった」と笑う。
全12問のクイズに答えると、お米などが当たるガラポン抽選会に挑戦できる。

吉住さんによると、赤米の穂先はステンドグラスに似た原理で日光を通し、赤く輝くのだそう。そのため、天候にもよりますが、田んぼに西日が当たる17時ごろが一番きれいに見えるといいます。

穂先はガラスと同じ成分である二酸化ケイ素

この日、テントで迎えてくれたのは吉住さんの娘の万葉(まよ)さんと、孫の愛(まな)さん。世間話をするうちに、福吉での暮らしや子育てについての話に花が咲きました。

福吉で3人の子育て中の万葉さん。福吉のいいところをいろいろ教えてくれます。
ぞくぞく訪れるお客さんに、吉住家の愛犬、米(ヨネ)ちゃんもなんだか嬉しそう。

私たちが毎日いただいているお米。農家の人から直接聞く話は自分事のようで興味深く、心に響きます。また博学で話好きな吉住さんがお米についてのみならず、自然界やウイルスとの共生についても熱く語ってくれますよ。

赤米鑑賞会は9月12、13日、19日~21日、22日の午後に開催。自然いっぱいの秋の棚田の風景に、気分もリフレッシュ!連休のお出かけにいかがですか?

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この記事を書いた人

奄美大島生まれ、神戸育ち。2015年に初めて糸島に来たとき、青く透明な海に感動しました。自然が身近に感じられる糸島がとても気に入っています。育児がひと段落したら、釣り、登山、サイクリング…とやりたいことがいっぱい。海や山を見るたびうずうずしています。