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初夏のせせらぎに 鯉のぼる

 5月5日は男子の健やかな成長を願う端午の節句。庭先にこいのぼりが泳ぎ、男児の名前に虎や龍をあしらった勇壮なのぼりがはためく家庭も見られる。

 今月あたま、糸島市神在の川では、パシャパシャと音を立て浅瀬をのぼるコイの姿が見られた。コイは、灰色で体長60センチメートル程度で、水草、昆虫、パンやカエルなどなんでも食べる雑食性の大型淡水魚。春から初夏にかけて、浅瀬に集まり、水草に産卵、放精を行う。

せせらぎをのぼるマゴイ(橋の上から撮影)

  背びれが見えるほどの浅瀬で、水際の草むらをパシャパシャと水音を立ててのぼる鯉の姿は圧巻。日々川の生き物を観察をしている、魚類に詳しい山本さん(36)は、「よく知られるニシキゴイは、鑑賞用として品種改良されたもの。川に住む一般的なコイは灰色でマゴイと呼ばれます。こいのぼりの一番上で泳ぐお父さん役なんですね」と話す。

 野生のコイは、産卵期のみ浅瀬に近寄るため橋の上から釣りを楽しむ姿も。友だちと釣りをしに来た中学生の田中君(14)は、「重量感があり、釣れると楽しい」とはにかんだ笑顔を見せた。

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名刺の肩書は「酒まんじゅう製作/ライター」。