今年も我が家の小さな畑に夏野菜を所狭しと植えました。
そのうちのひとつがキュウリ。
植えた苗は2株だけですが、毎日1~2本収穫できています。全盛期には1日4本。
8月も終わろうかというのに、まだまだ立派な実をつけてくれます。
さぁて、今日もできてるかなー?
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デカっ!!!
長さ30㎝、太さ8cmほどのキュウリ。
我が家では「おばけきゅうり」と呼んでいます。
向かって右の実がスーパーでよく見かけるサイズ。
キュウリは葉が大きく数も多いので、パッと見ただけでは実が見えなかったりします。
チクチクした産毛のある葉をかき分けながら、下から横から覗いて実を探しますが、
それでも見つけ損ねはよくあって、こうして巨大化するまでうまく摘果を逃れる猛者(もさ)もいます。
この「気づいたときにはキュウリが育ちすぎて巨大化」現象は、家庭菜園ではあるあるのようです。
おばけきゅうりの調理法と聞いて思い浮かぶのは、薄切り塩もみ、酢の物、漬け物など。
しかし、毎日生キュウリを食べてきた上に、こんな巨大なキュウリを目にしようものなら、
どうやって食べよう、、、と、げんなりすることもありました。
「皮が固い」「種が大きく邪魔」というのも、げんなりを倍増させます。
そんなときに試してみたらとっても簡単に美味しく仕上がって、なおかつ、ペロッと食べられる調理法に出会ったので、ご紹介します!
おばけきゅうりの煮物
【材料】
おばけきゅうり2~3本
出汁 500ml
醤油 大さじ5杯
みりん 大さじ5杯
【作り方】
1)キュウリの皮を3か所くらいピーラーで向き、3cmくらいの輪切りにする。
2)圧力鍋に調味料とキュウリを入れ、火にかける。加圧開始から3分たったら火を止める。
※普通の鍋の場合は調味料を一旦沸騰させてからキュウリを投入。再び沸騰したら弱火にして10分煮込む。
3)できあがり♪
そのままアツアツをいただくのも美味しいですが、冷蔵庫で冷やしてつめた~くするとさらに美味しいです!
箸が止まりませんでした。
トウガンの煮物のようなトロっとした食感。
煮物にすることで皮も柔らかく、種もそのまま食べられましたよ。
お好みでカツオ節やショウガを添えても素敵♪
普通サイズでもできるらしいです。
最初は「キュウリを煮るの!?」と半信半疑でしたが、今ではコレが食べたくてキュウリがおばけになるまで待つほど。
今日は8月31日「野菜の日」。全国青果物商業協同組合連合会などが昭和58年に「野菜の栄養価値を再認識してもらい、その消費の促進を図る」ために定めた日です。
いつも食べている野菜たちの意外な魅力を知ると、野菜がもっと好きになるかも。
きゅうりの煮物、お試しあれ~♪