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農業に笑いを 毎日通いたくなる畑をつくる

志摩新町に、個性的で目をひく畑が広がっている。管理するのは、有限会社とつやネット代表有吉薫さんの夫で、誰からも「サスケさん」とアーティストネームで呼ばれ親しまれている。令和元年の年に糸島に移転し、畑作りをスタートした。

河原の石から生まれた鳥のモニュメント。その表情に思わず笑顔にさせられる。

サスケさんの根底にあるのは「農業はきついだけでは続かない。農業を好きでいられるように、笑いのある畑にしたい」という思いだ。畑に足を踏み入れると、レンガやポットで丸く囲われた畝が美しく並んでおり、石や木材で作られた小道はどんどん進みたくなる。拾った石でできた動物や、ユニークな鉢植えがあちこちに散りばめられ、それを見つけるたびに自然と笑顔になっていく。

畑を上から見た景色。野菜、果物、ハーブ、オリーブなどが青々としげる。
葉っぱ形の敷石もサスケさんの手作り。

一輪車にも名前をつけたり色を塗ったりして、遊び心を忘れない。「こんな畑なら毎日来たくなるやろ」とサスケさんは笑う。

「日々反省号」は毎日大活躍。
かぼちゃは支柱で上へ伸ばして、畑で占める面積を小さくする仕掛け。

寝る前30分は、農業のYoutubeでの勉強時間。手入れを楽にし、効率的に育てる工夫を模索する研究熱心な一面も。農薬を使わず育てた作物は社員や近所の人に配ってとても喜ばれる。「みんなの笑顔が僕の幸せ」と嬉しそうに話した。

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この記事を書いた人

女の子2人のママ。おもしろい人・もの・場所に出会うのが楽しい毎日です。興味のあるものが多すぎて時間が足りません。1度の人生、自分らしく楽しみたいです♪