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11月末まで直売!西原さん家の富有柿

曽根の住宅街を車で走っているとき、こんな看板を見つけました。

曽根の住宅街で見つけた看板

気になったので、後日行ってみました。

立て看板から少し入った先のお家に「富有柿直売します」と掲げてあり、訪ねてみると

軒下には、袋に入った柿がケースに並べられ、覗いてみると1袋400円、規格外(小玉サイズ)は300円と書いてあります。

代金箱が置いてあるので無人販売のようですが、インターホンを鳴らしてみるとお家から「はーい」と明るい声が。

軒下で売られている富有柿

お母さんが出てきてくれました。

お話しを伺うと、夫の正幸さんが栽培している柿を15年ほど前から自宅で直売しているとのこと。

直売の情報はここの立て看板のみで、毎年常連さんが買いに来たり、その柿をもらった方が美味しかったから、と買いに来る方がほとんどだそうです。

代金箱については「常連さんばかりで信頼しているからこの販売形態で大丈夫」と穏やかに話してくれました。

1袋400円の富有柿。袋を持つとずっしり重い

この日はなかったけど熟している柿は「ご自由にどうぞ」と無料!

熟した柿は無料で販売

後日また訪ねて、柿の木を見せてもらうとご自宅まわりには柿の木がたくさん!

けっこう通る道なのにこの場所にこんなに柿の木があったなんて知りませんでした。

「80本はあるんじゃないかな」とお母さん。

「1、2本は渋柿、他の木はすべて富有柿で、亡くなった(正幸さんの)お父さんから受け継いだもの」と教えてくれました。

西原さんの自宅まわりの敷地には80本ほどの柿の木がある
まるっと大きく実る富有柿

柿を栽培している西原正幸さん。

「昨日は浮羽に行って柿農家の人に育て方のコツを聞いてきた。いつまで経っても1年生」と明るく話してくれました。

「毎年楽しみにしてくれている人がいるし、健康をもらっていると思って柿を栽培している」と話す西原正幸さん

場所は銭瓶塚古墳の看板が目安。

脊振山系が望める場所なので「山が見えないと落ち着かない」と話すお母さん。

「50年前お嫁に来たときは、曽根には家が40軒ほどしかなかった」と当時の話も聞かせてくれました。

前原東中近くの曽根の入り口から曽根野球場まで延びる約2kmの道を中心に、今は住宅がずらっと並んでいる場所なのでびっくりしました。

銭瓶塚古墳が目安

愛犬のサクラちゃんが出迎えてくれます。

初めて訪ねたときも吠えずに出迎えてくれたサクラちゃん

柿は果物のなかでビタミンCが豊富でみかんよりも多いそうです。

秋が深まり、これから本格的な寒さを迎えるシーズンに備えるべく、柿を食べて風邪予防&免疫力アップしたいですね!

買って帰った袋の中には大きな柿が5個。甘くてシャキっとした食感で美味しくいただきました。

【富有柿の直売所】
場所:糸島市曽根(銭瓶塚古墳の近く)
時期:~11月末ごろまで(なくなり次第終了)
※今年は10月16日に看板を立てたそうです

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この記事を書いた人

福井県出身。糸島移住7年目。
車中心の生活にカツを入れるべく、最近は、糸島の自然を感じながらウォーキングしています。自宅周辺から見える背振山地と見渡す限りの広い空、田畑が広がる景色が好き。