心地よい秋風に揺れて気持ち良さそうな紫、ピンク、白の可愛らしいコスモス。
平原歴史公園周辺を散歩する近所の人や大きなカメラを持った人たちが、ゆっくりした足取りでその姿を楽しんでいました。
コスモスは雷山校区の区長さんたちが8月初旬に種まきをしたもの。
毎年10月中旬に行われる平原王墓まつりに合わせてコスモスを育てていますが、今年のまつりは中止。
だけど近所の人や園児たち、高齢者施設の人など、この季節はたくさんの人が訪れるため「コスモスだけでも楽しんでほしい」と活動を決めたそうです。
平原歴史公園は、国宝に指定されている日本最大の銅鏡「内行花文鏡」をはじめ、勾玉などが出土した平原遺跡を歴史公園として整備した場所です。
遺跡にまつわる説明を記す立て看板が新しくなっていました。
平原歴史公園は広々とした芝生も魅力ですが、遊具がないので小さなお子さん連れには近くの公園もオススメ。
この木のそばにある細い道を西に向かって、歩くこと約1分。
緩やかな坂道を下っていくと、平原公民館に隣接する広場が見えてきて、そこにブランコや鉄棒があります。
コスモス畑に戻ると、可愛らしい小さなつぼみがまだたくさんありました。
まだしばらくコスモスの花を楽しめそうです。
可也山など遠くの山々を望む景色にも心が癒やされます。