「糸島しごと」ページはこちら NEW!

梅雨の合間に登った可也山で見かけた、煙と何かのウ○コ 

例年より早い梅雨入りをした令和3年。5月の梅雨の合間の晴れ日を縫って可也山に登った。冬や春の間は、1日雨が降ったくらいではあまり地面がぬかるむことはなかったけれど、流石に連日の梅雨のあとの登山道はだいぶ湿り気を帯びていた。

師吉側の遊歩道はふだん割とカラッとしているので、こんなに地面がしっとりするのは雨季だからかも。

道中には春の初めには若葉だったシダがしっかりと胞子を散らす準備をしていた。

春の初めの若葉だったシダ
梅雨を前に胞子嚢がビッシリ…!虫卵などニガテなので触りながらちょっとゾワゾワしました

3月ごろは花をつけていた野イチゴも真っ赤な果実を熟してた。

1個食べてみたら、水っぽくてほんのり甘さと酸味があるが淡白な味わい。濃厚な糸島のあまおうに慣れた舌には物足りないかも。
3月下旬の野イチゴはこんな花をつけてた

展望台に上がって周囲を見渡すと、志摩の吉田あたりでいくつか野焼きをしているようだった。この時期、農家の人たちは、ため池周辺や田んぼの土手に伸びた草を刈るので、もしかしたらその草を燃やしているのかもしれない。白い煙が静かに立ち上っているのを高いところから見下ろして眺めるのは、なかなか珍しい機会。

白い煙が火山のあたりまでうっすらとたなびいている

ところで、今回山道を歩きながら、あちこちに、こういうのを見かけるんだけど、これは・・・一体・・?

❗️💩❗️


冬や春の間にはそんなに目にしなかったんだけど、ここ1ヶ月ぐらいでちょいちょい見かけるようになった。何の💩なのかわかんないけど、消化しきれない木の実が残ってる。こうやって木は実を鳥や獣に食べられながらも、種を💩の中に残して別の場所で芽吹くのだなあと、自然の営みのスケールを実感した梅雨の合間の可也山だった。

ちなみにこれは見事なとぐろを巻いてる頂上付近の木。もちろん💩ではありません。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

糸島市在住のフリーライター・企画ディレクター。糸島のシンボル可也山(365m)が365日眺められるところに住んでいるが、登山歴はまだ4回。2回死にかけ、1回遭難しかけた。
→2021年に何に取り憑かれたのか、可也山に登らずにはいられない体質になり、月3〜5回登頂している。でも痩せない。
土木と物流と地名と炭水化物が好き。妊婦ではありません。