2022年7月15日発行の糸島新聞のトップには
「志摩師吉、相次ぎ宅地開発」
という見出しが掲げられ、3か所で157区画にも及ぶ大規模開発が進む、志摩師吉(しまもろよし)の状況を知らせる記事が掲載された。
記事にもあるように、志摩師吉地区は近年、農地や丘だった場所が整地され住宅地が増えた。
周辺にイオン志摩ショッピングセンターやAコープ志摩などの商業施設、病院、郵便局、小学校があり、また天神・博多方面に直通の高速バスの停留所もあるため、JR沿線ではないものの、生活しやすい環境となっているからだ。
可也山の展望台からは、開発が進む志摩師吉地区を俯瞰できる。
写真左上に見えるのが、イオン志摩ショッピングセンターで、その手前の道が前原と野北に至る県道506号。右上の交差点は「夫婦橋(ふうふばし)」で、手前に続く坂道は可也山登山口につながっている。
この坂道を挟んで南側(右)に整地されたのがest アドバイザリー・サービス社が手掛ける47区画の宅地で、そこは元は田んぼだった。北側(左)は東部興産が開発する「東部ファミリータウン」で、元はやや小高い丘にあった畑だ。96区画の宅地になる予定と記事にある。
周辺にある住宅地の面積と比べてみても、この新しく開発された宅地がどのくらい大きな規模なのかが見て取れる。子育て世代の転入が多くなることを見越して、校区の小学校である可也小学校では手狭になった第1、第2放課後児童クラブ(学童保育)に加えて、第3放課後児童クラブを建設予定だという。
可也校区を大切に思う人や子どもたちが増えることを期待したい。