デジタルツールを使った仕事をしたい女性や、子育てや介護などで離職し再就職を目指す女性を対象とした「働きたい女性のためのデジタルワーク講座」が11月〜12月の日程で開催され、12月19日に閉講しました。
講座には定員を上回る応募があり、抽選で16人の受講生が決まりました。
出身地も子供の年齢も今までのキャリアもさまざまな16人が、
デジタル化が進む社会で仕事をするための心構えやデジタルツールの使い方などを学びました。
全6回のうち3回は対面(会場:糸島市男女共同参画センターラポール)、残りの3回はオンラインで行われました。
第1回の講座では、デジタルをめぐる社会の動きやジェンダー理解についてについての講義を聞き、
デジタル化が進む社会においても女性ならではの視点が求められているということを学んだ受講生。
講師の先生の座右の銘「行き当たりバッチリ」のお話を聞いて、偶然をチャンスに変えるための心構えも学びました。
第2回から第4回はオンラインで開催しました。
受講者の皆さんは、自宅から講座に参加し、
Zoom、Googleスプレッドシート、Trello、Canvaといったデジタルツールの使い方や
機密情報、個人情報の守り方などの情報セキュリティについて学びました。
初めて使うツールに戸惑いもありつつ、
新たな学びを次々に吸収していきました。
第5回では、デジタルツールは仕事や生活をより良いものに変えるための道具であること、
デジタルツールを活用することによってできる余白時間で自分にしかできないことができるというお話を聞き、
具体的に明日から使えるデジタルツール(文字起こし・要約ツール、AIチャットツールなど)を学びました。
「自分の得意なこと、好きなことを仕事にしよう」という講師の先生の言葉に勇気づけられた受講生が多くいました!
第6回の講座では実際に糸島市内でデジタルスキルを使って仕事をしているゲストをお迎えし、
実際のデジタルワークでの仕事の内容や働き方についてインタビュー形式でお話を聞きました。
受講前は漠然としていたデジタルワークが身近なものとしてとらえられ、
これからの展望を描くことができる最終回となりました。
約1ヶ月にわたる全6回の講座、たくさんの学びを得た受講生からは、
「自分にとって大きな一歩になりました!」
「なにか新しいことに挑戦したいと前向きな気持ちが湧いてきた!」
「同じ思いを持った仲間との交流ができて良かった!」
と前向きな声が多く聞かれ、充実した約1ヶ月だったようです。
受講した皆さんがそれぞれ好きなこと、得意なことを活かして仕事ができるよう、今後の挑戦に期待しています。