糸島市テレワークセンターでは、毎月1回のペースで利用者交流会を開催しています。
ゲストをお招きして、お仕事やテレワークのこと、糸島での暮らしのことなどをお聞きするトークイベント第7弾の開催レポートをお届けします。
第7回目のゲストは、テレワークでライターと編集の仕事をしている豊田里美さん。3人のお子さんがいる働くお母さんです!
暮らしの不満を解決するには、移住!?
東京でウェブサービスの会社に勤めていた豊田さん。第3子がおなかにいるときに、仕事のためだけに暮らしているのだろうかと悲しくなったそうです。自分も家族も楽しく生きるためには?とご主人とワークショップのような話し合いをして、大事にしたいことややりたいことを洗い出したところ・・・東京を離れて移住したら解決するかも!?移住しようか!?と、まとまります。さっそく候補地を調べ、ご主人と豊田さんのお仕事を考えると、ある程度大きい都市の近くがいいよね、福岡に以前行ったとき良かったんだよね、、、と。そして東京にある福岡移住センターに相談され福岡を見に来て移住を決められたそうです。
豊田さんのキャリアの変遷
大学卒業後、SEとして働いていた豊田さんですが、編集の仕事がしたいという思いをかなえて転職、8年ほど住宅系情報誌の編集をされていたそうです。「その頃一緒に働いていた方々がフリーランスのスタイルで働いていて、いいなあ、私もフリーランスで働きたいなあと思っていました。」そのあと、ウェブサービス会社で自社サイトの記事の編集のお仕事をされました。移住を決めてから会社に相談したところ、テレワークはやってないんだよね・・・とのお返事だったとのこと。(コロナ前のお話です)
「糸島に移住したときは仕事を辞めてきたので、ゼロからのスタートでした。ママトコラボのママライター講座を見つけて受講して、それをきっかけにライターとしても仕事をするようになりました」
ママライター講座で取材に行ったカフェのオーナーに、情報誌の編集者の方を紹介してもらったりとご縁でお仕事を手掛けるようになり、その後は積極的に売り込みにいったという豊田さん。現在は複数の会社と業務委託でお仕事をされているそうです。
「自分がやりたかったメディアに直接メールで連絡してみたら、使ってもらえるようなりました。一時期『就職しようかな』と思って動いたこともあったのですが、最終面接で『業務委託でもいいですか』と聞いてみたらOKもらえたりと、言ってみて良かったです。」
「ライターと編集と両方があって、仕事の幅が広がりました。自分が興味あるテーマで仕事できることも、仕事のおもしろさのひとつです。」
よかったこと、変わりたいこと
テレワークで、自宅でお仕事をする豊田さん。朝9時30分~17時30分くらいまでが毎日の仕事時間だそうです。
「家で仕事をしていると、ずっと仕事のことを考えてしまうことや、気持ちが忙しいというか、ヒマしてていいのかとか・・・と切り替えが難しくてつい働きすぎてしまう気がします。とくに自分が興味あることを仕事で取り組んでいるので、ついつい仕事をしてしまいます。仕事のスタイルは今年少し考えていきたいところです。」
ご自宅で切り替えができないときはぜひ、糸島市テレワークセンターをご利用ください!!(by相談員)
「自分の名前で仕事ができるようになったことは嬉しいです。やりたかったフリーランスで仕事もできるようになったし、子どもとの自由度が増えたところもあります。少し前に子どもと海外へ行ったのですが、海外でも仕事できるなあと実感しました、海外で暮らそうかなって子供に言ったら反対されちゃいましたが(笑)」
最後に
移住もお仕事も、真正面から取り組む豊田さん。「やりたいことを行動力で実現して積み重ねてきたお話は、刺激になった!」と交流会参加者の方からも感想がありました。その他にも人脈の広げ方や収入のお話など、交流会だけでしか聞けない質問もお聞きしました。テレワークを実践している方にも参考になったと思います。
次回の交流会は 3月13日(水)12時15分~13時 ゲストは園田彩夏さんです。
異業種からイラストレーターに転身された園田さんのお仕事やライフスタイルについて
お話をお聞きします。ぜひお気軽にご参加ください!