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伊都国歴史博物館で「勾玉づくり」体験

糸島市井原の伊都国歴史博物館で、毎月1回開かれている「勾玉づくり教室」。GWに家族で参加してきました。

同館ボランティアの方々が講師となり、弥生時代の豆知識や世間話を交えながら楽しく勾玉の作り方を教えてくださいます。受付で受け取ったキットの中身を広げて、さあオリジナル勾玉づくりのスタート!

①型紙を選びます。スリムな勾玉、ぷっくりと丸みのある勾玉など、さまざまな型から好みの型をチョイス。ハート型や丸型など作りたい形でももちろんOK♪

②石に型をとり、余分なところを糸ノコで切り落とします。

大まかな形ができたら、あとは紙やすりで磨いていきます

③やすりで形を整えます。曲線の内側は棒に巻き付けたやすりを使うとラクラク。

④水に浸して仕上げ磨きをします。細かい傷がとれてつやつやに。紐を通せば、オリジナルの首飾りが完成!

色を付けたい場合は、市販のマニキュアで塗るといいそうです

石は滑石(かっせき)という白くて柔らかい石。やすりでごしごしこするだけで削れるので、子どもでも簡単に形を変えることができます。6歳の息子も、講師の方々にアドバイスをもらいながら熱心に制作に取り組んでいました。(4歳の息子は途中で飽きてどこかへ遊びに…)

私の勾玉は、やすりで形を整えるうちずいぶんと小さくなり、さらには磨きをかけすぎたしっぽの部分が、完成目前にして「ポキッ」と折れてしまいました(涙)。。が、それでもなんとか「くの字」の勾玉が完成。家族全員が完成させるまで約2時間かかりました。

「みなさんの勾玉を見ると一つとして同じものがない。それが面白いところ」という講師の方の言葉通り、パパ作は力強く、長男作は見本に忠実に、私のは手をかけすぎて折れてしまい、次男のは勾玉でなく「りんご」らしい…という風に、それぞれの個性が表れていて面白かったです。

こちらは同館の定例教室として、毎月第4日曜日に開催されています。詳しいスケジュールは伊都国歴史博物館のサイトで確認を。当日は、石の粉で手も服も真っ白になるので、汚れても良い服装でお出かけくださいね。

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この記事を書いた人

奄美大島生まれ、神戸育ち。2015年に初めて糸島に来たとき、青く透明な海に感動しました。自然が身近に感じられる糸島がとても気に入っています。育児がひと段落したら、釣り、登山、サイクリング…とやりたいことがいっぱい。海や山を見るたびうずうずしています。