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丸田池公園の石碑「希望の木」がナゾだ

糸島市民にはイベントや憩いの場としてお馴染みの丸田池公園。
そこに石碑があるのをご存じですか?

希望の木 石碑

この石碑は、糸島市に合併される前の前原市時代の2004年に設置されたようです。
石碑には、

希望の木

こどもたちが
このモミの木のように、
まっすぐ大きく育つよう
願いを込めて
みんなの憩いの場である
丸田池公園が
これからも多くの人々に
親しまれるよう
ここに
もみの木をお贈りします

二〇〇四年十一月吉日

前原ロータリークラブ
前原市観光協会
前原市商工会七支部連合会

と書かれています。
当時の有志団体が、丸田池公園と子どもたちの成長と未来を思って、大きく真っ直ぐに成長するモミの木を寄贈したのだと思われます。

その石碑そばに植えられたモミの木は約16年の月日を経て、
今どんな姿になっているかというと、



















もみの木と違うやーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!




なんで桜?????
いや、もしかして、私が知らんかっただけで、これはもみの木なのか?
んなわけあるかい。
自分の常識を一瞬疑いましたが、さすがに毎年春に愛でているこの花を間違うことはないです。

推察するに、モミの木を植えたものの、九州の風土が合わなかったのか、木が枯れてしまったのではないでしょうか。

それでも枯れたまま放置せず、桜に植え替えられたことには、石碑に書かれた変わらない思いを感じることができます。

新しい「希望の木」は、春には美しい桜の花をつけ、夏には木陰を作り、秋には紅葉を見せ、冬にはイルミネーションで飾られ、市民に愛される木となっているのは間違いないと言えます。

新しい年度の日となる、2020年4月1日には、こんなに綺麗な花を付けています

これからも「希望の木」として、丸田池公園と子どもたちを見守り続けてほしいですね。

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この記事を書いた人

糸島市在住のフリーライター・企画ディレクター。糸島のシンボル可也山(365m)が365日眺められるところに住んでいるが、登山歴はまだ4回。2回死にかけ、1回遭難しかけた。
→2021年に何に取り憑かれたのか、可也山に登らずにはいられない体質になり、月3〜5回登頂している。でも痩せない。
土木と物流と地名と炭水化物が好き。妊婦ではありません。