今回私は、がん患者さんやその家族の方たちに寄り添い活動をするNPO法人「糸島ハートの会」代表の松﨑智美さんを取材させていただきました。
抗がん剤の副作用がある方に使っていただくためのタオル帽子を製作し、病院や希望する人たちへ送る活動です。
2015年に松﨑さんご本人もがんの手術をされ、その翌年2016年にはこのハートの会の活動を始められたとのこと。その行動力と迅速さに驚きました。
とにかく必要な方に届けたいという思いから、SNSなどでも頻繁に投稿されています。その効果もあり、最近では多い時には1週間に10人の方へ送付することもあるとか。そのやり取り、言葉一つ一つにも相手に寄り添う気持ちを込めているという松﨑さん。タオル帽子に添えて送られる手書きのカードを見ても、その思いは伝わってきました。
終始相手を包み込むような優しい笑顔で話をしてくれる松﨑さん。一緒に活動をしてくださっている方、今まで関わった方全ての人を大切にする松﨑さんだからこそ、きっとこれからもいろいろな方と一緒に活動を楽しく続けられていくのだろうと感じました。