感染症対策のため、イベントも恒例行事も中止が相次ぐ中、「できることを工夫してやる」との思いで一貴山小6年が取り組む手話ソング。
「やっぱり中止」ではなく、「コロナ下でも全員で取り組み思い出に残るものを」との担任浪口先生の英断で昨年末から練習開始、近づく巣立ちの時に向けての様子を取材しました。
どんな状況下でも、子供たちの成長はとどまることなく、つい先日6年生になったばかりだと思っていたら、卒業までもう2か月をきっており仰天です。
嵐のうたう「ふるさと」の歌詞に、子どもたちの毎日を見守ってきたふるさと糸島の風景がかぶり取材前にすでに涙。
手話の動きがひときわ美しく目を引いた女子に取材を依頼。
「男子はうるさいばっかりよねー(息子含む)」と茶化す私の投げかけに、「うるさいけど、男子も揃ってみんなで6年1組。中学になったらみんな揃うことはもうないんだよね…」の返答でまた涙。
我が子が通う一貴山小学校は1学年1クラス。1年生からずっと見守ってきたので、全員がまるでわが子のようです。
執筆しながらもそれぞれの成長が走馬灯のように脳裏を走り…鼻をかんでばかりの取材執筆でした。
卒業式はバスタオル持参で臨まねば。