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テレワーク事例紹介「テレワークと対面の複数の仕事を組み合わせ、子どもと自分のペースに合わせた仕事をしています」

夫、長女(小4)、長男(保育園)の4人暮らし

—現在の仕事について教えてください。

現在、個人事業主として複数の仕事をしています。2019年に海外からの旅行者や移住者のサポートをする業務で開業しました。また、二つの会社と業務委託契約を結び、地図分析と事務代行をテレワークで行っています。それとは別に、ライティングの仕事もしています。

—テレワークのお仕事はどうやって見つけたのですか?

地図分析と事務代行、どちらもインターネットで見つけました。「在宅」や「業務委託」などのキーワードで検索し、出てきた会社のホームページなどを閲覧し、信頼できると判断した会社にエントリーしました。

地図分析の会社は200ページ程あるガイドラインを読み込み、それを基に試験がありました。

事務代行の会社の求人ページには、望ましいスキル例が複数記され、応募する前に簡単な適正テストなどもありました。求められるスキルに不安がありましたが、資格ではなく、経験や職歴が重要視されていたことに後押しされ応募しました。採用までには、実践に近い試験をいくつか受けました。試験では、分からない内容を自分で調べるという問題解決能力なども見られていたように感じます。試験のレベルは高めに設定されていたようで苦戦しました。

—テレワークの業務内容について教えてください。

地図分析は海外の会社で、日常会話レベルの英語を使っています。仕事内容を専用サイトで確認し、ガイドラインを使いながら順にこなしていきます。報酬はタスク型で、仕事をした分量だけ報酬が上がるシステムです。仕事は24時間いつでも確認し、取り組むことができます。しかし、いつも仕事があるとは限らないため、安定はしていません。

事務代行の仕事は1日4時間、週4日の契約で、仕事をする時間帯を自分で決めてやっています。
勤務時間は専用サイトでタイムカードが管理されており、報酬は時間制です。今は10人程度のチームで仕事をしており、ガイドラインに沿って仕事を行います。ちょっとしたウェブ会議なども多いですね。有給の研修やトレーニングにも参加することがあります。

ウェブ会議ではイヤホンマイクを使います

—今の働き方を選んだ理由を教えてください。

子どもがいる暮らしの中で、自分のペースで仕事ができるのが一番の理由です。子どもが病気をしても、事務代行のお仕事はチーム制なので代わりをお願いできます。その他の仕事も数日なら休むことも可能です。
地図分析の仕事量が不安定だったため、自分の生活スタイルに合わせて、事務代行の仕事を追加しました。帰ってきた小学生の子どもに「おかえり」を言えたり、少し抜けて習い事の送迎ができたり―。自宅で働いているからこその魅力だと感じています。

—仕事をする上で工夫していることはありますか?

質問のタイミングには気を付けています。事務代行の仕事では、分からないことをチーム内の人にチャットで質問します。質問をする相手も他の業務をしながら質問に答えてくれるので、急を要さない時以外はまとめて、簡潔に質問するようにしています。
ウェブ会議やチャット機能など、初めて経験する仕事やコミュニケーションツールに難しさを感じることもありますが、自分のスキルアップだと捉え、尻込みせずに取り組むようにしています。
テレワークだけだと人との関わりが少なくなりがちですが、私は複数の仕事をしており、対面の仕事もあるので、自分にとってうまくバランスが取れているなと感じます

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