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ママトコワーキングスペース

子ども連れで仕事や交流ができる共同のワーキングスペース

糸島で子育てをしながら、在宅でテレワークなどの仕事をしている人や、自分らしい働き方に興味がある人が、仕事をしたり交流をしたりできる場所が「前原テレワークセンター(愛称:ママトコワーキングスペース、通称:ママトコ)」です。

ママトコでは利用者がデスクと電源、Wifi、プリンタを共用して仕事ができます。注目は畳エリアやローテーブル、おもちゃ、絵本、おむつ替えスペースなどがあること。

赤ちゃんや子どもを連れて仕事をする環境が整っています。

ママトコ開設の発端は、総務省の2015年度「ふるさとテレワーク推進のための地域実証事業」でした。

糸島市はテレワーク推進の拠点の1つとして「前原テレワークセンター」を設置しました。糸島の子育て期の女性が、テレワークを活用し、子ども連れでも仕事ができるコワーキングスペースとして整備。

「ママトコワーキングスペース」の愛称で2016年2月にオープンしました。

現在はママトコを運営する「一般社団法人ママトコラボ」が糸島市からの委託でテレワーク相談事業を行っており、テレワークを活用したい人の相談に応じています。

他にもママトコでは「糸島での暮らしや子育てを楽しみながら、仕事もしたい」「これから自分らしい働き方や生き方をしたい」という子育て期の女性向けに、仕事やスキルアップにつながる講座やワークショップ、座談会なども開催しています。

ママトコは、共用スペース、ワークスペース、多目的室、授乳室の4つのスペースに分けられています。

子どもと一緒に仕事をするのは共用スペースです。共用スペースでは会話や打ち合わせもできます。また流し台、電気ポットなどがあり、飲食OK。

昼食時には利用者同士、みんなでランチタイムを取ります。 集中して仕事をしたい人は、ワークスペースでじっくりと。子どもは立ち入り禁止で、会話も最小限にした仕事環境です。パーテーションで座席を仕切れば、半個室のようにも使えます。

通話やビデオ会議、静かな環境での打ち合わせには多目的室が利用できます。

共用スペースには畳エリアがあり、保護者が子どもを見守りながら仕事ができます。子どもたちは絵本やおもちゃで遊んだり、昼寝したりと自由に過ごせます。

子どもが多い日は、自然と一緒に和気あいあいと遊んでいます。授乳室ではおむつ替えや授乳ができるので、小さい子どもと一緒のママも安心ですよ。

ママトコの利用者は、リモートで働く会社員やデザイナー、設計士、糸島市が育成したママライターなどさまざま。

「ママトコで集中して仕事をしたい」「子どもが家よりママトコの方がよく遊んでくれるので、仕事がはかどる」「自宅だと独りだけど、ママトコに来るといい知り合いができる」といった理由で、ママトコが仕事場として選ばれています。

ランチタイムや仕事の合間には、人生やキャリアについて語り合ったり、仕事や育児などの雑談をしたりと、会話が弾みます。

ママトコでの出会いがきっかけで、一緒に仕事をするようになった人もいます。職業も子どもの年齢も異なる女性が集まり、一歩踏み込んだ仕事の話ができるのもママトコならではです。

ママトコラボの代表理事・尾崎恭子さんは「ママトコを通じて、子育て期の女性の仕事を軸としたつながりを増やしていきたい」と語ります。

初回利用は無料なので、仕事場としての雰囲気を知りたい人や、座談会や講座に参加してみたい人は、一度立ち寄ってみるのもおすすめです。

【取材者】ママライター 上田 麻歩
※この情報は2020年2月29日現在の取材情報です。

【利用料金】
・入会金1,000円
・スタンダード会員(週3日利用):1,500円/月
・プレミアム会員(週5日利用):2,500円/月
・スポット会員:500円/日

※利用可能時間は平日9:30~16:00です。
※会費の支払いは3か月、半年、1年単位です。
※会員の種類によって利用範囲が変わります。
※詳細はママトコラボのFacebookページをご覧ください。

団体名  ママトコワーキングスペース

住所   糸島市前原中央2丁目3-17

HP https://www.facebook.com/itoshimacitymamatoco/

E-Mail mamatocolab@gmail.com

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