自然豊かな糸島で、仲間とのびのび楽しい子育て
子育てサークル「ひよこクラブ」は可也公民館で、毎週水曜日の10時半から12時まで活動しています。メンバーは0才から未就園児の子どもとその保護者です。
可也公民館は、糸島市保健福祉センターふれあいと隣接していて、すぐ横には志摩中央公園、志摩歴史資料館があります。
メンバーの中から月ごとに2人の担当を決め、やりたいことを企画します。ひよこクラブは何より外遊びを大切にしているので、月2回は海や川、いろいろな公園に行きます。
子どもたちがはだしで走り回って泥まみれになったり、びしょ濡れになっても、子どもたちの「やりたい!」という気持ちに寄り添う保護者たちは、汚れを気にしません。自然の中でのびのびとした子育てをしたい、家の中でじっと過ごすより、外で自由に動き回り、いろいろな経験をしながら育ってほしいと考え参加しているからです。
雨で外遊びができない日や、母の日などのイベントがある時には、担当の保護者が企画した制作に、子どもたちも意欲的に取り組みます。
友達の紹介やSNSで活動内容を知った人が「ここだ!」と思って見学に来ることが多く、可也校区にとどまらず、糸島中から集まります。
入会して5カ月の山口真由子さんは「よく志摩中央公園に遊びに行っていて、親と子どもが楽しそうにしている集団がすごく気になり、帰宅してインターネットで調べました。自由でのびのびとした雰囲気が魅力的でした」と笑顔で話します。
また3人の母である浜地穂波さんは「入会してから息子の外遊びが変わりました。例えば入る前は公園に行っても一人では何をしていいか分からず楽しめていなかったけれど、入ってからはお友だちがしていることの真似をしたり、初めて会うお友だちとも気後れせず遊べるようになり、いろいろな面で積極的になりました」とうれしそうに話します。
ひよこクラブでは、子どもに負けじと親も一緒になって楽しみます。
運動会では真剣勝負でリレーをしたり、あめ食い競争では顔が粉で真っ白になるのも気にせず挑んだり、笑いが絶えません。
また忘年会では子どもたちのために、「はらぺこあおむし」をテーマにした楽曲を絵本に合わせて演奏しました。とても難しかったけれど、練習を重ね、大成功だったそう。親が楽しめる空間だからこそ、子どもも楽しんでくれます。
いちご狩りでは可也公民館の館長さんが日程調整や道案内をしてくれます。その他にもクリスマス会はサンタクロース、節分は赤鬼になってくれるのです。
ハロウィンパーティーには可也公民館や、糸島市保健福祉センターふれあい、デイサービスセンター第二志摩園を訪問し、お菓子をもらいます。このような多くのイベントに協力が得られるのは、「ひよこクラブ」が地域に受け入れられているからこそ!
夏はそうめん流しに川遊び、海水浴など外遊びが盛りだくさんです。
自然豊かで優しい人が多い糸島で、もっと子育てを楽しみたい方は、ぜひ一度ひよこクラブを体験してみては。きっとたくさんの出会いと貴重な時間があなたを待っています。
【取材者】ライター 宮川美穂
※この情報は2019年6月12日現在の取材情報です。
メールアドレス hiyokoclub.itoshima@gmail.com
Facebook https://m.facebook.com/hiyoko.itoshima/?locale2=ja_JP
糸島市可也公民館電話番号 092-327-1734
可也公民館・子育て支援センターすくすく・子育て支援センターぽかぽかの掲示板に毎月1日に予定と連絡先が記載されたポスターが貼り出されます。
団体名 ひよこクラブ
住所 糸島市可也公民館 糸島市志摩初18
電話番号 092-327-1734